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『クールな女の子』~放課後の時間PART23~

以前のページ、漫画はコチラへhttp://www.eonet.ne.jp/~k-t-o/comic/comicgallery.html



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テレビドラマの中の悲劇のヒロインが 
CMまたぎで次の瞬間CMに笑顔で出てても不思議に思いません
それはテレビの番組とCMの転換という文脈を
無意識のうちに読みっているわけですが・・・
マンガの世界でもこの『驚異の転換』が意識的に演出として
使われてます。







例えば、登場人物の顔のメタモルフォーゼ(変形や変身)。
言わばこれはマンガの特権です。

1コマ目の服部の『言ったじゃん!!!』という漫符顔!
前後のコマの服部とはまったく違う服部の顔を描いていても
混乱はせずに服部であると、認識します

この視覚的『驚異の転換』(ここの場合は顔の事ネ・・)
が可能なのはマンガ特有の文脈を無意識に理解しているからです
マンガをまったく読まない人には神通力が失います(そんな人、日本にはいないけど・・)


この『驚異の転換』がマンガで使われると
ドラマの属性が
シリアス→ギャグへ(真顔→漫符顔へ)
ギャク→シリアスへ(漫符顔→真顔へ)
等の演出が可能になるのです!
そしてそのドラマの転調を、テレビの番組とCMの境界線のように
瞬時に伝達し、読みとることが可能なのです


この文脈を効果的に利用しているマンガは
『Drスタンプアラレちゃん』の
のり巻きせんべいの 顔のメタモルフォーゼです!
鳥山明が意識的にやってるとは思いませんが・・
緊張と緩和を上手く転換させて笑いをつくってます!

ちなみにこの文脈とやらは
多くの大衆の共通認識がないと成り立ちません。
ですから大衆文化であるマンガやテレビは確固とした文脈があるわけです
各テレビ局が同じようなバライティ番組が存在しているのは
おそらくテレビの文脈から脱線しないような演出が成されているからだと
おもいます。・・・たぶんね!テレビ番組は作ったことないのでわかりません

マンガの世界では驚くべき速さで多くの文脈が作られてきました。
マンガは『パクリ』に対して寛大であることが多くの文脈を作る
起因になっています
マンガの世界では、目新しいもの(作家の個性)が誕生すると、
多くの作家がお互いを暗黙にパクリまくって、
共通認識にいたるまで、その作家性を普遍化させてきました
例えばカメハメ波が現れた瞬間、
各マンガで描かれるエネルギー波はカメハメ波の系譜を辿ってます。
このマンガ界におけるパクリ現象がいつの間にかエネルギー波の文脈を作っていったわけです。

逆にいうと似たり寄ったりの絵が氾濫するのもマンガの文脈が
確固とした強度のあるものだからです
まぁ~大衆文化がそういうものなんですけどね・・・





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